2003年7月出題
井上慶太八段作

〜正解手順〜
▲2三香成  △1一玉
▲1二成香  △同玉
▲2四桂    △2二玉
▲2三歩    △1一玉
▲2一銀成  △同玉
▲3二香成  △1一玉
▲2二歩成  △同角
▲2三桂
          までの15手詰

応募総数:129
正解者数:11 (90.7%)

〜解説〜
 桂馬の使い道として、2四に打つのが自然ですね。という訳で、初形の2四香をうまく消して▲2四桂を実現します。さて、その▲2四桂に対して、単に△1一玉なら▲2一銀成△同玉▲3二香成△1一玉▲2三桂までの早詰み。そこで、玉方はいったん△2二玉として、新たなジャマ駒2三歩を打たせて抵抗します。ジャマ駒を二度消すこの問題、いかがでしたか?
 ところで、この詰将棋、初形の2四の駒が歩でも同じようにして詰みます。香車だといろいろな手が見えて初手に迷いますね。実際、初手▲2二香成とする解答もありました。しかしこれは、△同角なら詰みますが、△同玉とされて、以下▲2三歩△1一玉となり、2四に桂馬を打つことができず、詰みません。

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