この宗看は初代で三世名人。元書では名の右肩に四代と記されているがいかなる意味か?松本紹尊は在野の強豪で、この両者は三十番指しを戦ったことで知られている(宗看21勝)この将棋もその中の一戦だろうか。駒組みで立ち遅れから作戦負けと思われた宗看だが、56手目5六歩から光速の寄せ≠ナ終わってみれば圧勝である。棋譜では68手目4七銀(先後逆表記で6三銀)となっており打≠フ表記がないが、それでは同金、5八銀、同飛、同歩成、同玉、2八飛、3八銀で難局と思う。実際は銀打ちであろう。