岩根忍初段
Cafe de Okiraku!
VOL.19

ゲスト:泉浩司(アナウンサー)

村田智穂初段
  
月に1回、村田初段・岩根初段の「お気楽コンビ」が棋士や
将棋関係者とお茶を飲みながらゆっくりと“気ままに”トークする
コーナーを設けました。その名も「カフェ・ド・お気楽」。
今回のゲストは先日結婚したばっかりの岩根忍初段のご主人、
NHKアナウンサーの泉浩司さんです!



〜Today's Guest〜

泉浩司・岩根忍夫妻
【Profile】


村田 「今日はどうもありがとうございます。ご結婚おめでとうございます。」
「どうもありがとうございます。東京までわざわざ来ていただいて。」
岩根 「何か変な感じ(笑)、『新婚さんいらっしゃい』みたいや」
村田 「今回はしぃちゃんもゲストみたいな感じやから…、では、さっそく
 二人のなれそめから。」

「竜王戦のNHK衛星放送の中継を担当した時、
 阿部(隆八段)先生が対局者で、大きな勝負を
 負けた(第6局か第7局)。打ち上げの後も、聞
 き手の山田久美さん(女流三段)とかと何人か
 で飲んでたんですけど、負け方が相当悔しかっ
 たみたいで、相当飲んでいた。でもそこで将棋
 に対する思いとか、いろいろお話を聞かせてい
 ただいたり、お世話になったんです。
  その後、阿部先生がNHK将棋講座の講師を
 やるって聞いて、僕も名人戦の衛星放送の中
 継の打ち合わせもあって、NHKのスタジオに
 行ったんです。」
村田 「そしたらそこにしぃちゃんがいたと。」
「そうですね。阿部先生に挨拶したら紹介されました。何がおかし
 いのかずっとニコニコ笑ってて、おもしろい子だなぁと」
岩根 「全然覚えてない(笑)、でも阿部先生に『あの人誰ですか?』って
 聞いた記憶がある。『え、知らんの?』って怒られたけど(笑)」

村田 「どうして付き合う事になったんですか?」
「ええと、その1ヶ月後くらいに、阿部先生夫妻と4人で食事に行
 ったんですよ。NHKの近くに『うな将』っていう鰻屋さんがあっ
 て、谷川先生とか歴代の講師の詰将棋の揮毫入りの色紙が
 飾ってあるお店なんですけど、そこでゆっくり話とかをしました
 ね。」
村田 「それから連絡を取り合うように?」
岩根 「でもその前にアドレスとか交換してて、メールはしてたかな。で
 も何か最初に会った時に、付き合うような予感はしてました。」
「スタジオでデジカメで撮った写真とかものがあったので、それを
 送ったり、頻繁ではないですけど、メールではやりとりしてまし
 た。付き合うのも自然に、という感じでしたね。」

村田 「その時のしぃちゃんはどんな感じでしたか?」
「収録の時に、彼女はカメラ目線を外すんですよ。キョロキョロ泳
 いでて。そこでプロデューサーから『泉君アドバイスしてあげて』
 と言われたので、『カメラの向こうにおじいちゃん・おばあちゃん
 がいると思ってごらん』って言ったんですよ。そうすると目をそら
 さないから、とかカメラへの向き方とかを教えたりしましたね。」
村田 「はあ、なるほど、いい話ですね。」
岩根 「へぇ〜、そんなん言ってたっけ?全然覚えてないわ(笑)」
「あのねぇ、そういうのを『覚えてない』って言うのはいかんよ(笑)」

村田 「“結婚しよう!”と決めたきっかけは?」
岩根 「えー、何だろう。「きっかけ」って…」
村田 「でもしぃちゃん。このカフェでも杉本先生の時とか、結構、結婚して
 る棋士の人にそのなれそめとかを聞く時に、『結婚するってどうい
 う時に思ったんですか?』とかずいぶん聞くなあと思ってた(笑)」
岩根
「ずっと付き合ってて、(結婚)するんやろうなぁとは
 思ってた。でも、私は「結婚したい日」と「結婚した
 くない日」っていうのがコロコロよく変わってた(笑
 )。波があって、こどもとか見てると『あーかわいい
 なー、欲しいなー』とか思うけど、家事とかしんどい
 ところを見ると『やっぱあかんかな』とか(笑)。さす
 がに今はもうないけど」
村田 「このタイミングは何が理由があったんですか?」
「いろいろ考えてて、いつにしようかってなった時に、僕自身の仕事、
 例えば今年ならワールドカップ(サッカー)があって、彼女も関西で
 タイトルを取る、っていう目標がある。そうして見るとタイミングを見
 計らっていたらお互い、“ここ”っていうのがないんじゃないか、と
 お互いにそう感じていて、じゃあ今がタイミングでもいいじゃないか
 なと思って話しました。」

村田 「日にちが1月23日っていうのは?」
「勝負の世界だから先勝がいいとか1並びで1月11日がいいかなと
 か、いろいろ考えました。」
岩根 「私は7っていう数字が好きなんで7月7日が大安だし、いいかなと
 思ったりしました。でもだいぶ先だから。そしたら…」
「1月23日が「1・2・3」でい・ず・み、それに彼女がしぃ(4)、並びも
 いいかなと思って。僕はメールとかでも『123浩司』とか書くんです
 よ。他にも123で“with me(ウイズ・ミー)”=いずみ、っていう意
 味もあるし」
村田 「あま〜い!」
岩根 「あかん!それは言ったらあかんねんって(笑)。これはほんまに書
 かんとって!関西ではそんな“キレイなベタ”は受け入れられへん
 ねん。ほんまに書かんとってな。」
村田 「いや、これは書かないとダメですね。」
岩根 「あかんわ…、でも1月23日が大安っていうのは決めてから後に
 気付いたんだけど(笑)」
村田 「プロポーズの言葉は?」
岩根 「えー、何やったかなぁ。いつも聞かれるんだけど、そんなんあった
 かな」
「ハッキリとは言ってないけど、彼女のお母さんと3人で梅田で食事
 した時に、自分の気持ちを伝えた。『お嬢さんを僕に下さい』って
 いう感じじゃないけど、一生、大切にという感じで」
岩根 「うん、お互いのタイミングが合った時に、っていう感じで言ってたと
 思う。少し思い出した。」
村田 「泉さんは結婚願望ってあったんですか。」
「う〜んどうだったかなぁ…。でも一つ年が下の弟が結婚して、親
 戚とか集まった時に、次は浩司の番だなと言われて、そうかな
 あ、そろそろっていう事なのかなーと漠然とは思いましたね。」
村田 「新婚旅行とか披露宴は?」
岩根 「披露宴は、まだ決まってない。式とかそういう雑誌は見てるけど…
 この前の旅行(オーストラリア)とかがそうなるのかなぁ。でもあれ
 は婚前か(笑)、でも旅行中は23日に籍を入れるって決めてなか
 ったから」
「そうですね、しばらくは予定は立てづらいかもしれませんね。」
村田 「結婚発表の反響は凄かったんじゃないですか。私は発表当日に連
 盟にいたけど、みんなビックリしてた。」
岩根 「関係者でも5人くらいにしか付き合ってる事も言ってなかったし、結
 婚に関しては誰にも言ってなかったから(笑)、関東の方はもっと凄
 かったらしい。新聞とかにもほとんど載ったし、連盟から各社にファ
 ックスを流した数分後に電話やメールが殺到して、ビックリした。」
「僕は、入籍した日に番組をやってて、最後のコーナーで言ったんで
 す。普段は出ないんですけど、同期の子がやってる番組で『ところ
 で泉さん、今日は何かいい事があったそうで』ってふってもらった
 (その同期の人には言ってた)。そこで『はい、今日、こうこうこうい
 う人とこういう理由(前述の1・2・3・4云々の事)で結婚しました!
 』と言っちゃいました(笑)。もうスタッフみんなビックリ(笑)。まあロ
 ーカルならではですよね。
  メールも将棋にちなんで『急戦ですか』とか『王手嫁取り?』とか
 そういうのをたくさんもらって(笑)」
岩根 「智穂ちゃんとか結婚願望ってないの?」
村田
「ぜんぜんない!前に占いで26歳くらいでする
 って出たから、そのくらいなのかなぁと、家事と
 か毎日続くと思うとしんどいなぁーとか今は思う
 。だから全然願望はないなぁ。しぃちゃん料理
 とかはバッチリ?」
岩根 「バッチリ!みんな誤解して、できひんやろうとか思い込んでるけど
 ちゃんとやってます(笑)。以外にセンスあるかもと思ってるんやけ
 ど…、昔はレシピとか見てて細かい調味料とかの料とかキッチリ
 計ってやってたけど、最近は段々と分かるようになって来た。まだ
 上手くは出来ないけど、何か母さんの味に似てきたような気がす
 る。」
村田 「どうですか、しぃちゃんの手料理は」
「おいしいですよ。肉じゃがが得意料理みたい。あとはカレーとかシ
 チューとか。野菜を炊いたりして作ってくれてます。」
村田 「洗濯とか掃除とかの家事は?」
岩根 「大好き。まあ全自動やけど(笑)。母さんがたたみ方・干し方とかが
 こだわりがあって、昔から細かく言われてた。だから自信あんねん
 。洗濯とか掃除はスッキリするから好き。」
「でもねえ。今日は用事があって早く出なきゃいけないっていう時が
 あって、あれって見たら、彼女が洗濯物をニコニコしながら丁寧に
 パンパンってきちんとたたんでるんだよね(一同笑)。そういうこだ
 わり・姿勢は大事なんだけど、今はこういう状況だから急いで済ま
 そうよっていう時がありましたね。」
村田 「むっちゃマイペースやん。二人の血液型は?」
岩根 「私がO型で、泉さんがB型。何か逆みたいでしょ。」
(Vol.20へ続く)

〜Today's order〜

カプチーノ(シナモンパウダー入り)
村田 アイスティー
岩根 アイスミルクティー


   
   この収録は2月にオープンしたばかりの東京・原宿の「表参道
  ヒルズ」で行いました。さすがに最新スポットだけあって、平日の
  昼間にも関わらず凄い人で賑わっていました。
   そんな中行われたトークは、他のどこでも語られていないエピ
  ソード満載のトークとなりました。
   次回は、さらに盛り上がるトークと泉アナウンサーの仕事ぶり
  などをお届けします。お楽しみに!



〔文責・編集・構成 お気楽日記担当:出原卓朗〕
インタビュー&撮影場所:ANNIVERSAIRE CAFE@表参道)

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