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村田・岩根「今日はお忙しい中、どうもありがとうございます。っていうか”お帰りなさい”の
方がいいですかね」
橋本「いやいや、どうもありがとう。平藤先生(前回)のは見て来ました。」
岩根「あれねえ、最後のオチが抜けてるんですよ。平藤先生の好みの女性のタイプ、っ
ていうところが」
橋本「そうなん?」
岩根「そうそう、好みのタイプは“井上和香のプロポーション”っていうのがオチやねんけ
ど、書いてないねん。あかんわ(一同大爆笑)」 |
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岩根「何か体が随分大きくなってない?」
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橋本「いや、これは飲み過ぎ、食べ過ぎ(笑)。体は鍛えてるんだけどね。最近はちょっと
飲んだり食べたりする量が多くなってる。」
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岩根「ジムとか通ってるの?」
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橋本「うん。梅田の茶屋町にある『GOLD’S GYM』っていうところに通ってる。今は対局
も少ないし、今は筋トレが日課みたいになってるね。」
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村田「他は、対局のない日はどんな過ごし方してますか?趣味とか」
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橋本「う〜ん。最近は『ダーツ』かな。って言ってもお酒を飲みに行くところにあるんだけ
ど…」
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村田「お酒とかよく飲みに行くんですか?」
橋本「うん(笑)」
岩根「どこらへん?」
橋本「ミナミ(難波地区:大阪の南側の繁華街)とか長堀の方とか…。神吉先生にも連れ
て行ってもらったりとか。」
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岩根「どうして関西に戻って来たの?」
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橋本「まあ、実家がこっち(茨木市)にあるんだけど。
まあ、正直に言うと、東京での生活が将棋中心
でなかった、というところ。遊びちらかして、将棋
の研究もほとんどやってなかった。対局の前の
日に飲みに言ったり遊びに行ったりして、その
まま徹夜で対局した時もあった。当然、成績も
上がらない。そこで一から出直そうと思った。」 |
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岩根「何か、ミナミの方に何かあるっていう噂が…、東京でもそれで帰って行ったとかみ
んな言ってたけど。」
橋本「全然関係無い!一切関係ないです。もう、誰やねん、そんなん言うの。」
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村田「奨励会の時はこっちにいたんですよね?」
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橋本「2級くらいから三段の時まで。その時に引越しして、研究仲間も東京で出来た。
でもその研究会もここ1年くらいは全然やってなくって…。関西には奨励会時代
にお世話になった人も多いから、恩返しをしようと思ったし、一から出直すには
実家に戻って、関西で始めるしかないと思った。前から関西には戻ろうと思っ
てたので、それが少し早まった感じなんだけど…。」
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村田「しぃちゃんは対戦した事は?」
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岩根「同時期にはいたけど、対戦はない。帰って来て2ヶ月くらいやけど、生活は変わっ
た?」
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橋本「まだ、なかなかね(笑)。対局も少ないし。でも詰め将棋を解いたりとか、連盟に行
ったりとか、将棋が中心の生活にはなりつつあるね。変な話なんだけど、最近、将
棋を指すのが新鮮な感じがするんだよね。1年目のような感じ。」
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| 岩根「何で?」 |
橋本「今、プロ5年目なんだけど。2、3、4年目は将棋の勉強をしてなかった。でも、こっ
ちに帰って来る少し前くらいから、楽しいっていうか、もの凄く新鮮味を感じた。例
えば矢倉とか重い感じの将棋とかは、以前だったら考えられなかったんだけど、
ちょっとやってみようかな、という興味が沸いて来るんだよね。」
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| 村田「得意戦法とか、研究している形とかってあるんですか?」 |
橋本「いや、特には。居飛車もするし、振り飛車もするし。あまり、これにこだわって指す
っていうのはあんまりない。これは普段の性格とも一致するけど。」
岩根「飽きっぽい?」
橋本「う〜ん、というか、気まぐれなだけなのかも。あまり物事、長続きせへん方やから。」
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村田「服装とか髪型とか注目されてるけど、意識してやってるんですか?」
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橋本「そんなにこだわりはないんだけど。自分としては普通のつもり。」
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岩根「会うたびに服装や髪型が変わってる感じがするけど。」
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橋本「髪型は、美容院に行って、いろいろ話ながらするけど、ファッションはあまり…。関
東はでも結構僕みたいな子が多いけどね。将棋界では目立つけど、世間的にはそ
んなにねえ。でも対局室に似合わないとか言われるけど。そういう感じの棋士がい
てもいいと思うけどね。いろんな棋士がいた方がいいでしょう。」
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岩根「初対面の人に、『将棋してます(プロ棋士です)』って言うと驚かれへん?」
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橋本「うん。自分からは言わない。だから女の子とかと親しくなってから(棋士ですって
)言うと、『えっ』て言われるね。」
岩根「しぃも将棋やってるとは絶対思われへん。
でもそういうのっていいのかも。橋本君とかは
メディアでも取り上げてもらって、注目されて
るから関西に来てくれたのは大きいと思う。
何か将棋って真面目っていうか、イメージが
固まってて明るい感じがないから。」 |
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| 橋本「あ、でもそういえば、昔、不振な行動を見られへんかったっけ?」 |
岩根「あったあった。梅田かどっかで、ピンクか何か派手なアロハシャツ着てむっちゃ目
立つ人おるなぁと思ったら、橋本君やった(笑)。びっくりした。」
村田「私も、以前、橋本先生って気付かなかった時がある(笑)」
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橋本「あー、あれはもう2年くらい前やね。どっか海に行った帰りやったと思う。アロハシ
ャツ好きなんでね。」
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村田「NHK杯(前期、2勝し、3回戦で
羽生善治四冠と対戦した)とか、
凄い反響じゃなかったですか?」 |
橋本「うん、視聴率はいつもの3倍だったらしい。」
岩根「それは凄い。やっぱインパクトあるもん。将棋って知ってるけど、駒の動かし方
とか知らない人が多いから、こういう時にいろんな層の人が見てるNHK杯で多
くの人に名前と顔を知られたっていうのは大きくない?」
橋本「うん。将棋って結構潜在的に知ってる人って多いと思う。だけど、暗いとかじじく
さいとか、いいイメージが少なくて、なかなか表に出しにくいんだと思う。そういと
とろを何とかしたい、とは思う。」
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岩根「そういえば、この前のMVP投票でも橋本君に票が入ってたよね」
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橋本「あ、そうですね。」
岩根「やっぱりファンもそういう存在とか、今までとは違うものを求めて、橋本君に期待
してるんやと思う。何か具体的に考えてる事とかはある?」
橋本「投票はありがたいですね。普及というか知ってもらえる方法。それがなかなかね
…。でも何でもやります!っていう気構えではありますね。自分にしか出来ない
事があると思うから。」
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〔次週・Vol.,2へ続く〕
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−次週、後編では、上の世代の羽生世代、同世代の渡辺竜王、山崎六段への気持ちや
自身の将棋観など、熱い想いが溢れ出します。ぜひ、お楽しみに!
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〔文責・編集・構成 お気楽日記担当:出原卓朗〕
インタビュー&撮影場所:The GRAND CAFE(HERBIS ENT 5F)
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